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ベルリン滞在記

  • 執筆者の写真: Hisa
    Hisa
  • 2025年1月13日
  • 読了時間: 7分

家族が連れて行ってくれた。クリスマスプレゼントとして、だ。感謝。


1日目

ほぼ移動。カオスの残骸を感じながらのBerlin。興奮しながら寝る。




2日目

まずTU Berlin に行く。ここはHans Scharoun設計の建物だ。ぶらぶら見て回っていると、講堂に人がいるのを見つけたので、5分ぐらいうじうじ腐りながら、聴衆に話しかける。ぽつりぽつりと話を聞きながら、一人の生徒と仲良くなる。でその人が授業で何やるかと、学校の案内をしてくれた。感謝。


話を聞いていて面白かったのは、ここにいる人のほとんどが何かしらのアーティストになりたいと思っていること。それを聞いて「いや誰でもいますぐにでもなれるだろ」と思った。建築家が大義名分掲げて理由づけしているのは、やっぱり嘘なんだなあ、と思った。若しくは見栄。


また多分ここに入学する。自分は、ドイツは活気があると表現するより「やる気」があるように思える。Berlinは確かに面白いところだ。自分が見た中でこの大学にいる生徒は、ブラジルやイタリア、メキシコ、ハンガリー、ウクライナ、ロシア、トルコから来ていたりとめっちゃ面白い。


とはいえ最初の実技的な空間を掴む演習は、やったところでセンス的な才能に比類するものはない気がするから、無駄だと思う。技能を身につけるのだったら、勝手に自分でやれば良い。あと彼らと話していて、自分は日本語で建築の基礎を身につけたいと頻繁に思った。日本語のニュアンスで表せないとどことなく気持ち悪いと思ってしまうからだ。だが、大学院留学というのもまた味気ない。その上建築に対して、そこまで多くのことを変化させられるような力があるとも期待していない。


また英語、ドイツ語はあと数年経ってマシにしたい。これ以上言語やるとか考えている自分、どう見てもおかしい。でも街のかしこからロシア語かウクライナ語が聞こえてきて、ドイツ語の反省をもとに学び出しても良いかと思った。でもロシア住まないといけなくなる。コネを作ろう。


行くなら最高に面白いことをしたい。むしろ自分自身の問題だろう。


そのあとユニテに行く。メモしながら登り降りを計3回したので疲れた。この塊を通る通道を「通り」と呼んでいるところ、宇宙船みたいだが、実際そうではないので技術が悲しい。


疲れたついでに忘れていた昼ごはんを思い出し、Dönerを買う。久しぶりにハズレのものを買ってしまった。美味しくない。うまいDönerを探すコツはl、なるべく暇そうな店を探すことだ。忙しい=立地が良い=早さのために手を抜く、賃料がたかい=まずくなる、と思っている。基本的にうまいのにどうやって不味く作るのだろう?


そのあと本屋に行く。ピサで見た漫画家のと、日本でちょっと読んだコミックを買う。ほとんどのCartoonistの絵はartisticすぎてゴミだが、以上の二つは気に入った。Riad Sattoufも普通におすすめ。


そしてStaatsbibliothek zu BerlinとBerlin Philharmonieに行く。前者はあと2分で閉館するため中に入れず、校舎はコンサートの予約もしていないため入れず。これも次へ持ち越し。


Neue Nationalgalerieに行った。初めてここでMaria Lassnigの絵を見た。絵画は当事者として描くのは楽しく、描いている人たちのエピソードも楽しく、その上良い絵を見る時も楽しいが、懐疑的。またこの建築、地下階があると思わなくがっかりした。



3日目

Interbauの成果を見に行く。初Oscar Niemeyerだったが、「ん?」と思って何も感じなかった。自分の住んでいるホストの家の方がよっぽど良く見える。


次に観光地らしい観光地に行く、まずSiegessäule、そしてBrandenburg門。門の近くにはAkademie der Künste とDZ  Bankがあるのだが、あいにく早く来すぎて空いていなかった。馬の鼻が見えた。無念悲しいことに壁を見るのを忘れた。だが問題ない、間違いなくまた来るから。


そのあとHufeisensiedlung Britzに行く。Bruno Taut はMagdebrug振りの 再会。やはりSiedlungは中身を見たいのだが、それは叶わなかった。ここに併設するパン屋でサンドイッチを食べた。思いの外挟んであったfetaがすぐなくなって悲しかった。ここで本物のBerliner Oma を目撃。短い髪、光り輝く化粧、強い眼光。


そのあとNeuköllnを抜けて1時間ほどかけてGartenstadt Falkenberg へ向かう。大都市から郊外に行く筋道はいつも面白い。それもバスほどののろさで行くとさらに面白い。


これもまたBruno Tautで、かつ世界遺産。補修されていて見方がわからない。表現主義どうこうが関係するのだが、そんなものクソ喰らえだと思う。図面と現物だけで何がわかるというんだ。


そのあと、Grünauの駅近くのレストランで SchnitzelにRotkohlとBratkartoffelnを食べた。電車が10分で出るので急いで食べた。食べている時に、「箸とはまあなんと便利な道具なのだろう」と思っていた。ドイツにもラーメンのようにすぐ食べて、活力がつく食べ物はないのか。コンビニも欲しいね。


そのあとScharoun Gesellschaftに行く。Dimitri Suchinさんから色々と話を伺う。Hans Scharounが初めてBerlinに設計した建物のオリジナルに近い部屋で、その建物に何が起こったかに、おすすめの本やら、彼の初期の建築についてやら、 との関係やらを教えてくれた。


ずっとドイツ語で聴いていて辛かったが、4月から9月にかけてHans Scharounの建築について調べまくっていたのが功を奏して、何を言わんとしているかはわかった。コンテクストはわかってもテーマが掴めないのはひどい。


そのあとホストとホスト母の弟家族と一緒にヴィーガン向けのベトナム料理店で食事をした。Vorspeiseが肉を全く使っていない割には美味しかった。その次にフォーを食べたのだが、ナンプラーを感じさせるような魚醤の旨みがなく、スパイスのみの味しかしなかった。とはいえ満足できる味である。fast akzeptabelかも。



4日目

この日は悔しくもPotsdam観光のみ。家族と一緒に向かう。ドイツの冬は本当に寒い。ホスト父と母は強烈に仲がいいし、娘は父に抱きついている。ドイツの冬は本当に寒い。


古本屋に行くが収穫なし、と思いきやその隣のレコード店でbutcherを発見。こうも偶然に本物を見てしまうとレアであることを忘れてしまう。というかそもそも現金を昨日すべてSchnizelに使ったから買えないのだが。


そのあとEinsteintrurmに行く。Friedhofから抜ける道があると思ったが、なぜかない。なのでフェンスを超えた。墓を踏むようにして登るようなことはなかった。呪われたくはない。この時人生で3回目のユダヤ人墓地を見た。静かだった。念願のタワーは別段すごいとも思えなかった。


そしてCecilienhof に行こうとするが時間がどうしても合わなく、断念する。代わりにBerlinに来る1週間ほど前に手紙を書いたHaus Matternに行くことにする。ただし返事はまだきていない。家に帰ってきて見てもやっぱりなかった。さて、バスから降りて本物を見た時はあらびっくり。Hans Scharounの建築の中で、全体で2番目に好きなのでさすがに嬉しい。とはいえ中には誰もいない。隣人が帰ってきたので、話を聞くと旅行に行っているらしい。とはいえ写真を少しだけとって帰った。壁画を見たかった。


こういうartifactporn で建築を学びたいのだったら、財閥にでもなって土地を買い上げた方が楽しめると思う。建築家は思想とか才能も大事だが、影響力とコネだと思う。多分だがこの界隈はすごく変だと思う。


そこからGolmに行く。これはホストが前もって伝えてくれていた。ここにはホスト母の弟の経営するスタートアップのラボがある。見たことあるような設備があったが、具体的にはちんぷんかんぷんだった。面白かった。


帰りの電車でラボのことについて何かよくわからないことを話していて、電車を乗り換えるタイミングで、選挙の話に話題を変えた。政教分離なのに何故CDU(:Christlich Demokratische Union)があるのか聞いたり、AfDについてどう思うか再確認したり、移民の必要性を考えたり、次期首相を予想したりした。


家ではラクレットをご馳走になった。人生で2回目かつドイツで2回目。



5日目

これを書いている。ほぼ移動。ハープがでかい。明日は学校だ。そしてあと1週間だ。あっという間と表現するには長すぎる。経験も多すぎる。それでは。



総合して…

やはりBerlinに普通に住みたい:TU Berlin以外に何かいいところはあるのか。

ドイツの冬は外に出る気が札幌にいる時よりも失せる:なので友人必須

上記に出てくる人等に感謝。

 
 
 

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