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手塚治虫のドイツ「ベートーヴェン篇」

  • 執筆者の写真: Hisa
    Hisa
  • 2024年4月29日
  • 読了時間: 2分

手塚治虫はクラッシックを愛好していた。しかもピアノを流暢に弾けた。「ジャングル大帝」のラストシーンは、ベートーヴェンの悲愴のレコードを掛けながら描かれた。「手塚治虫の音楽」という彼の所有するレコードコレクションを集めた「手塚治虫、その愛した音楽」を聴いてみて欲しい。そして手塚治虫はベートーヴェンを漫画の中に巧み(だろうか)に紛れ込ませることに成功した。今回はその全貌を紹介する。



一昨日幸運にもBonnにあるBeethoven-Hausを訪れることができた。ここは彼の生家であり、現在は細やかなミュージアムとして多くの来訪者を招いている。手塚治虫によってデフォルメされたベートーヴェンの「男の子」といった顔と、デスマスクや頭像から見て取れるゴツゴツした面構えは全く別物に見える。でもガジャガジャとした髪の毛は本物とそっくり!ただしマリア・アンナ・ヴィルヘルミーネ・ヴェスターホルトは肖像画と完全にキャラクターが一致している。まさしくペルシャ猫である。関係ないがBonnからの帰り、ひどくひどく莫迦をしたため2度とBonnには行きたくない。特にICEでは…


ベートーヴェンの名は祖父から授けられた、同姓同名である


かわいい


いわゆるBeethoven Hausは彼の生家である


今日ではカメラ専門店となっている


彼の育った家はもうない、合掌


雲名警部はどう考えてもベートーヴェンである。狂信者とかファンではなく、彼その者である。とは言っても手塚治虫によるパロディだからそうも言い切れないのだが、それにしても天才とは似ても似つかないドジさと愛嬌がある。マニア情報だが「七色いんこ」に再度、エロイカ警部として登場する。


分かりやすいように敢えて写実的なコマから引用した


ひっそりとしているが「フィルムは生きている」(何という懐かしい響き!)という作品には、ハイリゲンシュタットの遺書が、宮本武蔵を励ますシーンに登場している。この作品は1958年から1959年にかけて連載されているので、この当時から手塚治虫がベートーヴェンを愛していたことは明白である。



悲しいことに「ルードヴィヒ・B」は手塚治虫の逝去により未完となってしまった。彼の作品には、死没以外の理由での未完が驚くほど多い。何とまあ連載もできないヘボ漫画家がいっぱいいるのに…

運命はかくトビラをたたく‼︎ タタタターン

 
 
 

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